この記事についてのお問い合わせ

逆立ち、鉄棒、ボール運動、かけっこが上手になる!2歳から小学生まで段階的に練習できるLAC流ドリル

子どもたちには成長に合わせていろいろな動きを楽しく経験して、上手になってもらいたいもの。ここでは、リトルアスリートクラブのレッスンで行っているドリルの中から、おうちでもできるものを動画でご紹介! お子さんと一緒に楽しく挑戦してみてください。

目指せ!きれいな倒立 「壁逆立ち」の段階的練習

倒立(逆立ち)は、しっかりとした形になる小学生レベルに向けて、リトルアスリートクラブでは年代別に壁を使って段階的な練習をしています。ポイントを紹介しますので、おうちでもやってみましょう。

【年少少・年少/2〜4歳】

壁に足を乗せる逆立ちです。両腕で支持ができたら、お尻を高くしたり、足をもっと高くすれば、見事な形になります。

【年中・年長/4〜6歳】

後ろのクマさん歩きで壁に近づき、足を高いところに乗せる逆立ちです。おなかが壁につけば、もっと大きい逆立ちになります。

【小学生】

「足チョキ、バンザイ」で始める壁倒立です。
後ろの足を上げながら両手をついて、壁に支えてもらいながらきれいな倒立姿勢をつくります。

 
難しい場合は補助をしますが、慣れてくれば一人で行います。

もう一つ、壁逆立ちのドリルを紹介します。いずれ、壁がなくても倒立姿勢をキープできるように力をつけていきます。 足を開けば安定感があり、足を閉じればキツくなります。さらに、倒立姿勢を意識するなら、片足を浮かせてみます。

これを「パー(開く)」「グー(閉じる)」「チョキ(片足浮かせる)」で表現。キツいのに頑張ってしまう練習です。
年少までは「パー」と「グー」、 年中からは「パー」「グー」「チョキ」に挑戦です!

かけっこのスピードアップに役立つ! 腕振り練習

走るときの「腕振り」は、体のバランスをとったり、スピードを上げたりするのに役立ちます。でも慣れていないと、「横に振る」「後ろに伸ばしたまま」「ひじの曲げ伸ばしだけ」といった状態になりがち。これは、肩甲骨が有効に動いていないからです。
とはいえ、アタマで「腕振り」を覚えようとすると、考えすぎてスピードが落ちることがあるので、「腕振り」は体で覚えましょう!

次の順番でおこなってみましょう。

①両腕を前・後に振る
②右左をバラバラに振る
③ひじを曲げて振る
④足を合わせて元気に歩く
⑤少し弾みながら走る
⑥速く動かしても、同じ形で!

腕は前後に振れれば、肩甲骨が使いやすくなります。ひじを曲げれば、往復動作が速くなります。スピードに生かせる「腕振り」になってほしいですね!!

逆上がりにもつながる! ひじ曲げぶら下がり

鉄棒でまず練習したいのが、腕を伸ばしておこなう「ぶら下がり」。

腕を伸ばした「ぶら下がり」から挑戦。
腕を伸ばした「ぶら下がり」から挑戦。

力がついてきたらレベルアップ!
「ひじ曲げ ぶら下がり」に挑戦してほしいです。
目標は、[順手 肩幅]です!
もし難しければ、じょじょに難易度を下げていきます。
→[逆手 肩幅]
→[逆手 狭く]
→[順逆手 肩の上]
→[両手 両足]

余裕があれば、 [順手 肩幅]で鉄棒から顔が出せますね! 逆上がりにもつながる練習です。

よける?とる?ボール運動は、ボールに楽しく慣れることから!

ドッヂボールのようなゲームには、ボールに慣れることから段階的に楽しく練習していきたいですね。そのための練習が、ボールをよける、ボールをとるです。

子どもの場合、ボールが近くに飛んできたとき、「逃げたい」か「触りたい」かに傾向が分かれます。ボール嫌いにさせないように、「逃げる」か「触る」か好きなほうから練習してもよいですね。ボールに慣れてきて怖くなくなれば、両方練習しましょう!

①子どもに向かってボールを投げます。子どもは右か左に動いてボールをよけます。
②子どもの右か左にボールを投げます。子どもはボールを追って正面でとります。

初歩の段階では、ボールを転がしたり、バウンドさせながら、スピードを落とします。
上達してきたら、スピードを上げたり、個数を増やしたり、範囲を広げたり、フェイントしたり…、アレンジはいくらでもできますね!

スキップを発展させると、スローイングや測点にも生かせる!

スキップができるようになったら、スキップの“トーントトン”のリズムを生かして、いろいろな動作に発展させていきます。
段階的にスキップ動作を大きくしてみましょう。

①スキップ
②元気なスキップ
③腕振りスキップ
④バンザイスキップ

最後の「バンザイスキップ」は全身の伸び上がり動作となりますが、何かに似ていませんか? たとえば、ボールのスローインや助走からの側転。

スキップは走ったり跳んだりするときの強い踏み込みにつながりますので、リトルアスリートクラブのレッスンでは目的に応じたスキップの工夫をしていきます。
スキップの“トーントトン”のリズムを生かせば、いろんな可能性が見えてきますね!

「ロケット」ドリルで楽しく三半規管トレーニング!

リトルアスリートクラブでは楽しみながら、いろいろな動きを経験していきます。そのなかから、「ロケット」をイメージしたドリルをご紹介!

マットでひざ立ちになり、手は顔の横に構えます。
「5、4、3、2、1、0!」とロケット発射のカウントダウン!
マットが動くと体はバタンと倒れますが、これは受け身練習。

次はマットに飛び込みます。受け身が取れれば怖くない!

最後は宇宙旅行に行ってきます! 助走をつけて乗り込んで、シューって滑っていきましょう! こんな三半規管トレーニングも、子どもたちには楽しいですよね~。
ぜひ、おうちでも工夫してやってみてくださいね。

リトルアスリートクラブのレッスンに興味のある方は、体験にもぜひいらしてください。

この記事についてのお問い合わせ