この記事についてのお問い合わせ

すぐに始めたい! 日常生活で子どもの運動能力を伸ばす3つの習慣

幼児期の子を持つ親であれば、大なり小なり「子どもの運動能力を向上させたい」、「子どもがもっと運動が好きになってほしい」と考えることでしょう。そのために運動教室などに通わせるのも効果的ですが、普段の生活でもできることがたくさんあります。その中でもおすすめの3つの習慣をご紹介しましょう。

運動能力を伸ばす習慣-1 生活の中の活動量を増やす

子どもの運動能力を向上させるのに最も有効で簡単なのが日常での活動量を増やすことです。これは体操やサッカー、水泳などのいわゆる「習い事」以外に、どれだけ体を動かすかということです。
いくつか例を挙げてみましょう。
○いつも自転車や車で行くような場所に歩いて行く
○エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使う
○子どもの荷物は子ども自身で持つ
○家庭でいろいろなお手伝いをする

活動量を増やすというと、何か運動させたり、遊んだりしなくちゃと思いがちですが、普段の生活のちょっとしたことを変えるだけでOKです。親御さんもお子さんと一緒に行えば、ダイエット効果、メタボ対策にもなります。

運動能力を伸ばす習慣-2 真っ直ぐ歩くこと、真っ直ぐ走ること

幼児期の子どもは、頭の重さと比較して全身の筋力が弱いため、歩いたり走ったりするだけでもバランスを崩しやすいものです。そのような身体的特徴があるため、「真っ直ぐ歩く、走る」というシンプルな動きでも体幹や首の筋力が向上し、運動能力の向上につながります。
例えば、下記のようなことを遊びに取り入れてみましょう。
○白線の上を真っ直ぐ歩く
○公園でちょっと高いところを平均台のように歩いてみる
○お家でテープやなわとびの上や間を歩いてみる
○目印を決めてそこに向かって歩く(走る)

運動能力を伸ばす習慣-3 裸足で過ごす

裸足で過ごすことによって、足の裏の筋肉が発達し脳の働きも活性化させることができます。アスファルトの上を裸足で走り回るのはさすがにおすすめしませんが、部屋の中や芝生の上、砂場などでは積極的に裸足になるようにしましょう。

子どもが裸足で歩いているときに気にして欲しいのは「足音」です。
「ペタペタペタペタ・・・」という音がしているときはかかとからの着地になっていてあまり良い歩き方ではありません。「音がしないように忍者のように歩いてごらん」と声をかけてつま先着地で静かに歩けるようにアドバイスしてください。

子どもの成長には家族を中心とした周囲の大人たちの協力が不可欠です。家族みんなで楽しみながら日常生活の活動量を増やしてみてください。ただし、「無理のない範囲」でのんびりとやっていきましょう。義務のようになってしまうと、お互いにストレスが溜まってしまいますので。
我々、リトルアスリートクラブのトレーナも、レッスンを通して、お子さまの成長や保護者の方々の悩みを解決できるように日々努力してまいります。小さなことでもいいのでお気軽にご相談ください。

この記事についてのお問い合わせ