子供の運動神経UP!ケガ予防にもなる!動物歩きで2歳からの家トレ
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子供の運動神経UP!ケガ予防にもなる!動物歩きで2歳からの家トレ

クマ歩き、カエルホップ、キリン歩き…。かわいい名前がついているので、動物歩きは単なる遊びでは?と思われがちですが、実は、基礎的な運動能力をつけるのにとても大事な運動です。おうちで手軽にでき、アレンジも楽しめるので、ぜひ、遊びの中に取り入れてください。パパ、ママの体幹トレーニングやシェイプアップにもなりますよ。

後ろクマ歩きにも挑戦!遊びながら「支持力」をつけよう

クマ歩きは動物歩きの中でも最も基本となる動き。よつんばいの姿勢になり、床にひじ、ひざがつかないように手と足で歩きます。腕の力をめいっぱい使って、腕の支持力をつけることができます。

そして、クマ歩きは、前向きばかりではありません。腕で押す力が強調される、後ろ向きのクマ歩きもあります。
しかも、クマ歩きは平坦なところばかりではありません。山を作れば、重力に抵抗しながらの上りと下りがあります。
おうちの中で工夫して山を作ったりして、少しずつ難易度を上げてトライしましょう!

第1ステージ 平坦で、前向きと後ろ向き
第2ステージ 小さな山で、前向きと後ろ向き
第3ステージ 大きな山で、前向きと後ろ向き

前向きだと、下り坂がキツくなります。後向きだと、上り坂がキツくなります。
大人がやってもキツいのに、子どもたちは難易度が高いのを好みます。楽しみながら力をつけていくと、もっと大きな山も乗り越えられそうですね!!

子どもは難しそうなのも好き!“マットを踏まない”クマ歩きに挑戦

マット運動は、通常マット上で運動しますね。ところが、ときどき変わったことをするのもおすすめです。四つ足歩行の「クマ歩き」や「カエルホップ」ができるようになったら、その応用として“マットを踏まない”四つ足歩行に挑戦!
身長も関係しますが、年中・年長クラスのお子さんならできるかもしれません。
おうちではおふとんやバスタオルなど、お子さんの体格に合わせて工夫してください。

第1のチャレンジ 手足遠くで横歩き
第2のキャレンジ 足を開いてクマ歩き
第3のチャンレンジ 足を開いてカエルホップ

これは手足の力や体幹が鍛えられますね。でも、それ以上にメンタル!難しそうなことができちゃうと自信にもつながります。そうして、初めての課題にも意欲的に取り組んでいってほしいですね!

前転にも役立つ!キリン歩きやカエルホップなどの動物歩き

マットで子どもたちが最初に挑戦する体育種目は、前転(でんぐり返し)でしょう。これが上手にできたらうれしいですね。成功させるためにも、動物歩きを練習するのがおすすめです。

おすすめ(1)キリン歩き
前転では、頭の後ろから回るのが最初の課題。
お尻が上がれば、頭の後ろから回りやすくなります。
その練習に、なるべくひざを曲げないようにしてお尻を高くして進むキリン歩きはおすすめです。

おすすめ(2)お尻歩き
次のステップとして大切になるのが、手を使って体を前に送ったり起こしたりする力。
その練習におすすめなのがお尻歩きです。手で床を押しながら、お尻で前に進んでいきます。
でんぐり返しのあと、手を使ってでも起き上がりたいですね。

おすすめ(3)カエルホップ
回ったあとの起き上がりで、手を使わず立ち上がれたら、小学生レベルの前転へつながります。
この練習にはカエルホップがおすすめです。
軽く跳んで、少し勢いがついた前転でサッと立ち上がります。

一人でゴロンと転がれれば、「でんぐり返し」成功、
丸くなってコロンと転がって立てれば、「前転」のイメージです。

お子さんと一緒に、パパ、ママもやってみてくださいね!

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