Little Athlete Club

トレーナー紹介トレーナー紹介

リトルアスリートクラブのチーフトレーナーである古山慶太トレーナーに、今の子どもたちへの想いやプログラムの開発ポイントについてお話をうかがいました。

clantete ■ 遊びが経験に

—昔と今の子どもたちで違いはありますか?
昔の子どもたちは外で木登りや塀登りなどをして活発な遊びをしていましたよね。多少危ないことや恐怖感を味わうことで自分を守る術も覚えていきましたが、今の子どもたちはそういった経験をしていないようです。
ブランコでさえ遊ばせない保護者の方がいます。「危ないから、触っちゃだめよ」と。社会的にもケガが発生したことがある危険とみなされる遊具が公園から撤去されるという風潮もあり、ブランコやシーソーを見たことがない子もいるんですよ。
様々な遊びを経験することで、自分で危険性を判断することができるようになります。少し転んだり落っこちても小さいうちだとケガが少ないですし、いろんな失敗や痛みを通じて成長していきます。幼稚園に入っても滑り台を怖がる子がいるんですよね。段差を怖がる子もいます。怖がるのはその子の性格かもしれないのですが、少しずつ経験していけばやがて克服していくでしょう。幼少期に多様な動きを経験させておくことで、幼稚園に入った時にいろんな遊びを積極的に楽しむことができます。


■ 三半規管が発達するのは0歳から!?

—幼少期に体を動かすとどんな影響がありますか?
幼少期に平衡感覚を司る三半規管を刺激してあげると、脳が活性化し成長を助けると言われています。三半規管は0歳から著しく発達する神経系です。「たかい、たかい」したり、揺らしてあげると笑って安心します。子どもはぶらさがったり揺れてみたり回ってみたり、それこそブランコで三半規管を刺激すると大喜びです。なかなかしゃべらなかったり歩かなかった子たちも、いろんな動きや遊びを経験することでその後ぐんぐん伸びていくことがあります。他の子より発達の度合いが遅いと親御さんは心配されますけど、成長のスピードっていうのは子どもによってまちまちなので心配ない場合が多いです。そんな時こそ体を動かしながら遊んであげるべきだと思います。


clantete ■ 運動を学ぶ子どもたちの入り口に

—リトルアスリートクラブのプログラムをどんな子どもたちに実践してほしいですか?
どのスポーツを始めたらいいか分からない子どもたちに、運動への入り口としてリトルアスリートクラブのプログラムを始めてもらいたいです。いろいろな競技への可能性がある子どもたちがここから出発してほしいです。


■ 足裏と手のひらがポイント!

—プログラムのポイントや狙いを教えてください。
走り方を学ぶランパートの狙いは、足と足裏を鍛錬することです。次に学ぶマットパートは腕力と手のひらですね。腕力だけでなくて手のひら。私のこだわりは足裏と手のひらなんです。なぜかというと、最近は足裏・手のひらをうまく使っていない子どもが多いので、転びやすく、転んでも手をつけない。そして、つき方が悪ければ骨折するという事例が多いです。子どもに限らず足裏がしっかりしていないとバランス良く立てないですし、足指を使わないと、外反母趾や内反小趾、巻き爪も引き起こします。子どもの足裏・手のひらの問題は少なくとも15年間懸念されている内容です。
幼少期に足の裏、手のひらを使い脚力と腕力を鍛えることは、運動以前に日常生活がまともにできるようにさせるためでもあり、高齢者になった時に困らないようにするためでもあります。