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遠山健太の運動子育て対談 アスリートに聞く好きなスポーツの見つけ方

【元アーティスティックスイミング選手 松永桃奈さん-後編-】泳ぐことが大好きだから、海やプールでのスイムイベントに家族でチャレンジしていきたい!

子どもに好きなスポーツを見つけてあげたい。そう願う親御さんは多いでしょう。そこで、トップアスリートたちに、いつどんなきっかけでそのスポーツを始めたのか、親は何をしてくれたのかなどをリトルアスリートクラブ代表トレーナー遠山健太がインタビュー。
今回は、元アーティスティックスイミング(AS)選手 、松永(旧姓川口)桃奈さんの登場です。後編では指導者としての思いや運動子育てについてうかがいます。

自分がそうだったように、子どもたちにASの楽しさを伝えたい

遠山:今はASを教えているんですよね?

松永さん:はい。以前は大人の方も教えていましたが、今は主に中高生の選手をみています。

遠山:4人目のお子さんはまだ0歳ですものね! 教える側はどうですか? 何を大切に教えているのでしょう?

松永さん:私自身、ASを楽しいと思えたからきつい練習も頑張れました。だから、生徒たちにも「泳いでいて楽しいな」と思ってもらえるようにと、心がけています。

遠山:どんな生徒さんがいるのでしょう?

松永さん:本格的にASをやろうと思ったら、小学校中学年から始めるケースが多いのですが、私が指導しているところでは、小学6年生でASをしたくて入ってくるお子さんもいます。特に今年は経験の浅い選手が多く、初心者も入っているチームですが、神奈川県予選を通過して全国大会への出場が決まったんです。 これからまだまだ頑張ります‼︎ チームによって目指すレベルはそれぞれなので、泳ぐのが好きでASをやってみたいという人は、入れるクラブはあります。

遠山:ASをやるのには泳ぎはできたほうがいいんですよね?

松永さん:そうですね。4泳法すべてできるのが理想ですが、バタフライはできなくても大丈夫かも。

遠山:ASってあまり泳ぐイメージはないけれど、みんな競泳選手並みに泳げるんだよね!

指導している生徒さんと。楽しみながら全国大会に向けてもうひと頑張り!
指導している生徒さんと。楽しみながら全国大会に向けてもうひと頑張り!

4人の子どもには、それぞれ「好き」と思えるスポーツを見つけてほしい

遠山:4人のお子さんにはどんな運動をさせているのですか?

松永さん:上2人はスイミング。選手にさせようと思っているわけではないのですが、自分が泳ぐのが好きなので、子どもにも泳げるようになってほしいなと思うし、泳ぐのが好きになってほしいなと思います。

遠山:ASはやらせたいですか?

松永さん:本人がやりたいといえば。小学生くらいだったら楽しみ程度でやらせてもいいかもと思っています。

遠山:子どもたちはスポーツ好き?

松永さん:一番上は男の子なんですが、何をやっても楽しいみたいで。空手、サッカーもやりたいって言ってます。今、頑張っているのはスイミングとダンス。小さいときから歌ったり踊ったりが好きな子だったので。

遠山:子どもにも好きなものを見つけてもらいたい?

松永さん:そうですね。やっぱり、「好き」とか「楽しい」という気持ちがあると頑張れるので、小さいときにいろいろ試してみて、見つけてほしい。子どもが4人いるので、みんな違うことをやりたいと言ったら大変ですけれど、挑戦したいと言ったことはできるだけ実現させてあげたいですね。

遠山:公園などにも一緒に行きますか?

松永さん:子ども4人を私ひとりで連れていくのは大変なので、休みのときに主人と一緒に行きます。近くに大きい公園もありますし、主人が海好きなので近くの海にもでかけます。子どもたちも海が大好きです。

パパの影響で子どもたちも海が大好き
パパの影響で子どもたちも海が大好き

いつか家族でオープンウォータースイムレースに出てみたい

遠山:ご主人は子育てに協力的ですか?

松永さん:はい。協力的だと思います。主人は水泳部の先輩で、私と同じように泳ぐのが好き。いつか、オープンウォータースイムレースに家族で出たいなと思っているんです。隣町の大磯ロングビーチなどでもやっているみたいなんです。

遠山:家族で水中マラソンに挑戦という感じですか?

松永さん:そうです。海、川、湖など、自然の水の中で行われる長距離水泳競技です。そんなところで家族で泳げたら楽しそうだな、と。

遠山:今、トレーナー界では、スパルタンレースがブームなんです。重いものを運んだり、様々な障害を超えたりと、体力勝負のレースです。

松永さん:子どもも参加できるんですか?

遠山:キッズのレースもあって、家族で参加できます。SASUKE(スポーツ・エンターテインメントの特別番組)ぽいですね。リーボックなどもスポンサーになっているのですが、海外の写真をみると戦闘的なイメージなので、ちょっと引くかもしれないですが(笑)。将来的には子どもと出たいなと思っています。チーム戦もあるので、東京シンクロチームで出るのはどうかな?

松永さん:海でも陸でも、家族で挑戦できるのは楽しそうですね!

家族でのスポーツイベント参加の話題で盛り上がった
家族でのスポーツイベント参加の話題で盛り上がった

前編はこちら↓↓↓
【元アーティスティックスイミング選手 松永桃奈さん-前編-】音楽に合わせて泳ぐのが楽しくて! 仲間にも恵まれて小1からずっと夢中です

松永さんから学ぶ
子どもにぴったりのスポーツを見つけるためのヒント

  1. 子どもがやってみたいスポーツに挑戦させる
  2. 親が好きなスポーツをふだんから一緒に楽しみ、ときには一緒にイベントにチャレンジしてみる
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