子どもの運動神経UP!親子で家トレ!室内でできる逆上がり練習法
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子どもの運動神経UP!親子で家トレ!室内でできる逆上がり練習法

子どもに「できた!」という体験をさせてあげたい。親御さんがそう願う運動の一つが逆上がりでしょう。今回ご紹介するのは、室内でもできる逆上がりに役立つ2つの運動です。おうちでコツコツと「逆上がりに必要な力」を蓄えましょう。パパ、ママがトレーナーです!

逆上がりができないのは、必要な力が足りないのかも!?

鉄棒で逆上がりの練習を一生懸命しているのに、なかなかうまくいかない。そんなお子さんもいるでしょう。もしかしたら、逆上がりをするのに必要な力が足りないのかもしれません。
逆上がりに必要な力は大きく2つあります。

そのひとつは鉄棒に体を「引きつける力」です。
逆上がりではおなかを鉄棒に乗せる必要があり、体を鉄棒に「引きつける力」が大事になります。

もう一つは足を「蹴り上げる力」です。
逆上がりでは、この「蹴り上げる力」も借りて、おなかを鉄棒に乗せていきます。
この蹴るという動作は、サッカーや空手でありそうですが、それ以外では意外と経験できないものです。ですから、初めからうまく蹴り上げられる子は少ないと思います。
その感覚をつかむためにも練習する意味があります。

逆上がり強化トレ(1)体を「引きつける力」をつける

鉄棒に体を「引きつける力」をつけるのにおすすめのトレーニングが「手つなぎ斜めけんすい」です。腕の力をつけていきます。

HOW TO
1.親子で両手をつなぐ。子どもが小さい場合は立ったまま、背が高くなったらひざ立ちになる。(動画はひざ立ち)。
2.親は中腰姿勢になり、子どもを斜めに倒していく。
3.子どもは、体を斜めにまっすぐに保ち、ひじを曲げたり伸ばしたりを繰り返す。

このとき、ひじを曲げた状態でキープしてもいいですね。親も引っ張る運動ができます。中腰姿勢で胸を張って行えば、背中を鍛える運動になりますよ。
動画では、前半にひじを曲げ伸ばしするバージョン、後半でひじを曲げてキープして親が引っ張るバージョンを紹介しています。

※順手式(子どもの手が上)、逆手式(子どもの手が下)のどちらでもOK。
※子どもの斜め具合で負荷を変えられます。お子さんの力に合わせて角度を変えましょう。

逆上がり強化トレ(2)足を「蹴り上げる力」をつける

次に紹介するのは、足を「蹴り上げる力」をつけるトレーニング、足上げキック「1、2!」です。ポイントはすばやく「1、2!」と両足を蹴り上げること。

実は、蹴るだけでは足が高く上がらないため、両足そろえるように意識してすばやく上げることが大事。すると足が高く上がり、おなかが鉄棒に乗りやすくなります。
寝た状態で行うので、子どもは自分の足が見え、イメージもつきやすくなります。
トレーニング的にはおなかの力をつけていきます。

HOW TO
1.子どもは、立っている親の足の間に頭を入れて寝る。
2.子どもは親の足首を持ってひざを立ててスタンバイ!
3.親が構える手に向かって、軽くキックしてみる。そのとき、足首あたりが手に当たるようにする。
4.目標を確認したら、初めの「1」キックのすぐあとに、もう片方も「2」キックをして、両足をそろえた形を確認する。「1、2!」とすばやく足上げキック! 
5.親の手をもう少し上げて、「1、2!」とすばやく足上げキック!腰も上げてのキックになります。この高さで練習しましょう!

どちらも小スペースでできる運動です。おうちではパパ、ママがトレーナーです!
頑張ってください。

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